英会話ETNの自動化

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英会話ETNのサイトでは次のような説明になっています。

人間の4つの長期記憶のうち、意味記憶とエピソード記憶の他に「手続き記憶」という記憶があります。この記憶は、普段なにげなく行っていることをするための記憶です。例えば、自転車の乗り方や泳ぎ方の記憶、母国語で会話するための記憶などです。

英語の学習においても、語彙や文法など、エピソード記憶(もしくは意味記憶)として脳に保管された情報(知識)を、無意識的に使えるようにするには、それらの記憶を手続き記憶化する必要があるのです。エピソード記憶(もしくは意味記憶)を手続き記憶化するには、脳は繰り返しを要求します。この、エピソード記憶(もしくは意味記憶)を手続き記憶化することが、第二言語習得研究でいう「自動化」です。

大人になってから第二言語を習得するには、幼少期に言語を習得する課程・プロセスをまねて学習しても効果はあがらないということです。大人は、物事をよく理解して、その理屈や理論を覚えることが重要なのです。そのように覚えたことは応用範囲が広くなるので幼少期の記憶よりも有用性が高いといわれます。

歳をとると、丸暗記する「意味記憶」能力が低下する事によって記憶力が落ちたと感じるのですが、一方で理解して覚えるという「エピソード記憶」が発達するので、記憶力が落ちたのではなく、記憶の種類が変わっただけだということです。

第二言語習得研究からは、インプットとアウトプットの両方が欠かせないこと、語彙・文法などの知識の習得と自動化、そして定型表現の習得で補足することが効率的に第二言語の習得するために必要であると結論づけられます。

脳科学研究からは、子どもと大人の脳の性質の違いを理解することと、エピソード記憶の手続き記憶化を考慮することが効率的な英語の習得につながると示唆されます。

大きな間違い

次のような致命的な間違いがあります。

記憶の分類

長期記憶には宣言記憶と非宣言記憶の2つしかありません。この2つはまったく別の記憶体系です。

そして宣言記憶の中にエピソード記憶と意味記憶があります。

そして非宣言記憶にはプライミング記憶と手続き記憶があります。

つまり宣言記憶のエピソード記憶と意味記憶は非宣言記憶の手続き記憶とはなりませんから、自動化はできません。

言語習得で手続き記憶として自動化されるのは自転車の乗り方や泳ぎ方の記憶のように、英語表現を調音して発音する筋肉運動の部分です。

子供も大人も自動化

脳は死ぬまで成長する器官ですから脳が言語を学習する仕組みは手続き記憶として自動化する事であり、これは子供も大人も基本的な学習の仕組みは同じになります。

脳の言語学習は特に音声は手続き記憶による自動化であり、これは子供でも大人でも脳が学習する仕組みは一生変わりません。脳科学から見れば大人も子供も同じ学習をしている事は明白です。

語彙・文法などの知識の習得と自動化、そして定型表現の習得で補足することが効率的に第二言語を習得するために必要であると結論づけられると言うのは、全くの誤りです。

自動化とは意識なく話せる状態を言います。英語表現を自動化したら、その表現を意識なく正しく発音できます。語彙や文法が手続き記憶で自動化されたからではありません。

表現事例の自動化

脳科学的に手続き記憶で自動化されているのは多くに表現事例に過ぎません。

言語事例に定型パターンが「内在している」 いるのではく、 パターンは蓄積された無数の事例から「発見」されているに過ぎません。

語彙・文法などの知識の習得と自動化、そして定型表現の自動化はすると言うのは明らかに間違いと言えます。

すると語彙・文法などの知識や定型表現の自動化をさせる学習は間違った教え方です。学習において、自動化されるべきは多くの表現事例だけです。

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