英語学習では「理解」→「記憶」→「自動化」が重要!

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ENGLISH TUTORS NETWORK代表の小柳恒一氏が次のように自動化の重要性を述べています。

非常に重要なので繰り返しますが、「理解」し「記憶」したことを「自動化」することが大人が英語を習得する最も効率的な学習プロセスです。

前回は「理解」→「記憶」のところを、脳科学研究の基本的な知識をご紹介しながら説明しました。

今回は「自動化」についてです。

この「自動化」とは、理解して覚えた知識を自動的(無意識的)に使える様にすることです。実はこれについても過去に何度かご紹介してきましたのでここでは「まとめ」として簡単に説明します。

語彙や文法の知識を無意識的に使える様にするには、その記憶を「手続き記憶」化する必要があります。

人間の脳は、言語に関する記憶では、「意味記憶」「エピソード記憶」の他に「手続き記憶」という記憶があります。この記憶は、普段なにげなく行っていることをするための記憶です。例えば、自転車の乗り方や泳ぎ方の記憶、母国語で会話するための記憶などです。

英語の学習においては、語彙や文法など、エピソード記憶(もしくは意味記憶)として脳に保管された情報(知識)を、無意識的に使えるようにするには、それらの記憶を手続き記憶化する必要があるということです。

「理解」→「記憶」→「自動化」のプロセスは脳科学研究の立場からも有効

脳科学研究でいう「手続き記憶」化が、第二言語習得研究でいう「自動化」です。第二言語習得研究で重要性が指摘されている「理解」→「記憶」→「自動化」のプロセスは、前回と今回でご紹介したように、脳科学研究からも裏付けられることがわかりますよね。

「記憶」にも「自動化」にも繰り返しが必要!

脳科学研究から「エピソード記憶」(もしくは意味記憶)を「手続き記憶」化するには、脳は繰り返しを要求するそうです。つまり覚えた単語や文法を無意識的に自動的に使えるようになるには何度も何度も繰り返し練習する必要があるということです。

そういえば、記憶の一時的な保管場所である「海馬」から、長期的に保管する「側頭葉」へその情報を移すにも繰り返しが必要ということでしたね。つまり英語習得は繰り返しが重要ということです。

大事なポイント

言語を話す時には話す直前に主語とか述語とかを集めて話すのではありません。すでにでき上がっている表現を記憶に保存してそれを使うだけなのです。

どのような状態で保存されているかと言えば、直ぐにそのまま使える状態となっています。つまり意識をしなくても言える状態が自動化なのです。

手続き記憶として記憶するので、長期記憶に保存され忘れる事がありません。ネイティブを真似て、反復練習をして発音をネイティブに近付ける学習のプロセスの中に発音を良くして、無意識で話し、そして聞いた音を認識する自動化が含まれています。

そしてその自動化された表現には文法も含まれていますから、文法も同時に学習している事になります。

表現の自動化とは話す事、聞く事、使う事、文法も全てを同時に自動化をするため、結果的には非常に効率の良い学習が可能となります。

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