Karaoke Nipponglish(カラオケ ニッポングリッシュ)

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安河内哲也氏が“courrier.jp”につぎのような記事を書いています。
英語のカリスマ講師、安河内哲也が今回取り上げるのは、日本人とは切っても切り離せない「カタカナ英語」についてだ。純ジャパが実用的な英語力を手にする学習の過程で大きな弊害になると言われるカタカナ英語。

特に英語らしい発音を妨げると、嫌われている感が強い。しかし、カタカナをバッサリ捨てずに、毎日の英語学習に上手に取り込む術が実はあるのだとか!

みなさん、こんにちは。今回はカタカナ英語を取り入れた楽しい学習法をご紹介します。英語の発音とはかけ離れていたり、もともとの英語の意味とはビミョーに、はたまた完全に違っていたりと「弊害多し」なカタカナ英語。

けれども、ちょっと意識を変えて毎日の学習をするだけで、カタカナがあなたの英語力UPの手助けになってくれるのです。耳寄りな情報ですから、最後まで読んでみてくださいね!
カタカナで始めて洋楽がうまくなる!?

まずは、洋楽カラオケです。「カラオケするなら英語で!」と長年提唱し、自ら実践もしている私ですが、最近、通信カラオケ大手の第一興商の業務用通信カラオケステムDAMに、ご機嫌な機能(システム)が登場したことを知りました。カタカナを駆使して、英語の歌をよりうまく歌いこなすことを可能にする優れものです!

Karaoke Nipponglish(カラオケ ニッポングリッシュ)」と呼ばれるこの新機能は、東洋大学がとある企業と共同開発した、音声理論に基づいた英語発音表記システム「Nipponglish」を、英語の楽曲をうまく歌うために利用したもの。簡単に言えば、カタカナが英語の発音にグッと近い形で表示されるのです。

従来から英語の曲を選ぶと英語の歌詞の上には、カタカナが表示されるようになっています。

ただし今までのカタカナは、たとえばlet it beなら「レット イット ビー」のように、日本のカタカナ英語的な読み方を前提にした表記がなされていました。それがKaraoke Nipponglishでは「レリィビィー」のように、英語の発音により近い形でカタカナ表示がされているのです。

もちろん、あくまでも日本語のカタカナなので、ホンモノの発音と完全に同じではありません。しかし、英語の音声に弱くて、洋楽には手も出ないという人がホンモノの音に進む補助輪としてはたいへん役に立つのです。

単語の並びによって発生する英語の連結や短縮、同化、省略といった音の変化にカタカナが対応しています。また、アクセント(強勢)を置く部分は文字が大きく、逆に弱化する部分は文字が小さく表示されるので、強弱をつけて歌うことも簡単になっています。

大きな間違い
なによりも、言語習得はネイティブの音声を真似るのが基本です。音声を記号や文字にして読む事ではありません。

英語の音の体系と日本語の音の体系は大きく違います。英語の音を日本語で表記すると、日本語の癖がそのまま残ります。言語音とは連続的に変化する音のストリームであり、発音記号を使って表記できません。その音声を音の数の少ない日本語で書くと言うのは大きな間違いです。

たとえば英語の“let it be”は「レリィビィー」ではありません。特にtの音は声門閉鎖と言う無音です。音が無いというよりは一時的に声門を閉じ振動を止めます。すると無音の状態でtがあるような音になります。「レリィビィー」では音が繋がっていますから、英語の“let it be”にはなりません。

ネイティブを真似るのが言語の基本ですが、どうしても大人は母語の癖が出てしまいます。その癖を直していくのは大事な英語学習の一部です。

カタカナ英語でも通じます。しかし、それは外人が日本語を話すようなアクセントで非常に聴き難い英語となっています。通じるから良いというのは英語学習の基本を無視するものです。

言語音はネイティブの真似をして学習するのは、言語音には正しい音が並んでいないからなのです。そのために真似る方法が最も効果的な学習なのです。

その言語音を日本語のカタカナで書くと言うのは、語学習の基本を無視する以上に大きな間違いです。

真似る技術を向上させるのが英語学習なのですが、日本語のカタカナで書いてしまってはその真似るスキルも向上しません。

それ以上に英語にはカタカナにできない音がありますから新しい英語の発音にするためには非常に迷うはずです。

ニッポングリッシュでは英語の新しい表現に出会う度にどう日本語で書くか迷い、その方法で得た発音は日本語のアクセントのままなのです。メリットは何もありません。

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