英語の上達には心のブロックをはずしクリティカルシンキングが大切だ

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Hitoko Ueyama Burkeさんの記事があります。

アメリカでは、決めた大学に合わなかったら休学したり、別の大学へトランスファーすることは日常茶飯事だったりするのだけれど、日本の考え方ではそうは行かないらしい。

そもそも日本は就職した先で仕事のトレイニングもゼロからしてもらえるわけなので(終身雇用の場合)、どの学部で何を学ぼうが関係ない、ということもある。

アメリカでは、大学で学んだ専門知識が就職時にも大きく関わってくるので、将来の方向が違ったと思ったら、直ぐさま方向転換をして修正するのは当たり前なのである。

友人たちにも「まあ通ってみて合わなかったらアメリカの大学へ編入するかも」と言うと「えぇ?もったいない」とか「卒業するまで頑張って」とか「4年なんてあっという間だよ」とそうでない方向へ励まされたことに実はやや温度差も感じてしまったのだけれど、日本では入学した大学は、途中で中退しない限りは当然そのまま卒業するべきだ、という考えが定着していたのを思い出した。

自分の決断に責任を取ること。それができないと「ルーザー」というレッテルが貼られてしまうのかな。

しかも私たちの場合は、母と兄に同居までお願いして決めたことだった。それを簡単にやめてしまうのは、迷惑をかけている家族や家族同様にお力添えをしてもらっている友人たちにも顔向ができなくなるというものだ。

私の中ではいろいろな葛藤や不安な思いはあったのだが、それを吹き飛ばすかのように、長男が東京で幸せに頑張ってくれていることは、本当にだただた感謝あるのみである。

全ての人たちにお礼を言いたい気持ちだ。

ありがとうございます!
Thank you so much!

長男は、東京では英語の家庭教師もさせてもらいながらアルバイトにも精を出している様子だ。

登録しておけば彼を選んでくれた生徒候補者からメールが来るシステムになっている家庭教師のサイトなどもあって、そういうのを見ていると日本人の英語学習熱は相変わらず凄いな、と思えてくる。

特にこれから2020年の東京オリンピックを迎えるまでの間は、世界中からの観光客含め英語環境に対応するために、さらに英語が喋れる人材が様々な企業にとっても必要とされている、ということらしい。

この東京だけでも上向きの経済をなんとか引き続き引っ張れるように日本全体も頑張らないといけないと思う。

この間は、日本で英語のコーチングをしている人とメールで話していたのだけれど、日本人がなぜ英語ができないか?というところで盛り上がった次第だ。

私たちの意見は「日本人はクリティカルシンキングができてない」ということで100%合意した。

この「クリティカルシンキング(critical thinking)」という言葉、アメリカではよく聞く言葉であり、昨年の長男の受験時のエッセイでも彼は頻繁に使用していたような気がした(← 校正のヘルプをしていたので覚えている)

私もずっと前から、日本人は英語が上手くなりたければ英語の勉強するよりも「恥ずかしがってないでもっとコミュニケーションしたいという積極的態度に変えるべき」だと思っていた。

しかも「クリティカルシンキング」の言葉を改めていろいろと検索していったら、

「私がずっと思っていたことはこのことよ!」
と思う考え方にたどり着いたので、衝撃的だった(笑)。

2012年、日本政府は日本のグローバル化を図ると共に、文部科学省から「クリティカルシンキング」を軸にした教育改革の推進を提案していたこともわかった。

今更だけれど、それで日本人がやたらと「グローバル化」と言いだしたのか、と気が付いた。

それによると小学校での英語の義務教育の導入、高校生の英語キャンプの全国的展開、更にはクリティカルシンキングを重視した大学入試への転換と国際化拠点大学(40大学)の指定、とある。

日本もなかなか頑張っていたのね?

長男が通う慶應大学含めスーパーグローバル大学37校が2014年に指定されたのも、このような流れからだったんだなあ。

ふむふむ。そういうことだったのね。

いろいろと資料を読んでいると、さすが頭のいい日本人の理論は、ちょっと単細胞の私にはわかりずらい部分もあったが、しっかりとしているように感じた。

昨年の文部科学省の大学改革への取り組みは、主に国立大学を取り巻くグローバルな環境の変化を筆頭に、既存の枠組みや手法にとらわれない「大胆な発想」でのリーダーシップとマネージメント力が発揮する人材を育てること、と出ていた。

クリティカルシンキングの部分はその後どうなったのかな、と思いつつ、現在の日本の教育組織においては、国際的なネットワークが断然不足しているようで、取り組みはそちらの方へシフトしている様子だった。

つまり、ここ数年で、ノーベル賞獲得など世界的権限のある団体から日本人の論文や業績が認知されるようになったのにも関わらず、日本国内の総論文数やまたは海外論文に置ける被引用度の高い論文数は伸びておらず、その原因としては、国際共著論文が少ない、ということらしい。

以前も日本人の研究者のパパ友が、「日本ではやりたい研究が思う存分できないので、アメリカに来た」
という人がいた。

それは、研究の国際化が進んでないことと研究に関する助成金(グラント)が日本ではなかなか取れないし、取れても金額も少ない、というのが理由だった。

しかも、日本語で論文を書いても、世界の学会には通用しない、ということで、英語が例えできなくとも英語圏に出て、英語がネイティブの研究スタッフの力を借りて論文を作り上げていくことも必要なのだ、と言っていた。

「日本人はやっぱり英語のハンディがあるので、ある程度喋れたとしてもプレゼンテーションがなってないんですよ。実際に発表する内容がそんなに大したことでなくても、アメリカ人は偉そうにやってるんです。ものすごく悔しいですね!」
と、ずいぶん前の話だが、ニューヨークで子どものバースデイパーティーの時に知り合った脳に関するドクターとして駐在していたパパさんが、愚痴っていたのも印象的だった。

文部省の資料には日本国でも「国際的な頭脳獲得」が必要となってくるわけで、そのためにもグローバルに活躍する若手の育成が大切だ、と書いてあった。

子どもに英語を教えたければ「親や先生の言うことは黙って聞きなさい!」と頭ごなしで言っているだけの育児法ではなく、もっと考える力(クリティカルシンキング)を小さい頃からつけさせないといけないのではないか、と思う。

多分クリティカルシンキングができてない語学堪能型はいくら英語ができても決してリーダーシップは取れない社会人になると思う。

「リーダーシップ」。

これもアメリカの企業で仕事をしていると毎日出てくる言葉だ。

今日のラーナーは、明日のリーダー!
Today’s learner is tomorrow’s leader.

とは子どもたちの学校でも散々聞いた。

日本では「人間力」という言葉が最近よく使われていると思うけれど、これも多分英訳すると「リーダーシップ」となるのだと思う。ヒューマンパワーではない(←グーグルトランスレイト)。

ちなみに「human power」は人間が体を使って作り出すエネルギーのことで、電動とか水力とかのように「人間の力が原動となっている」という意味で使われる。「人力」のこと。

10年ぐらい前に発行された「Total Leadership」というビジネス書はハーバードビジネススクールと並ぶ名門校として知られるペンシルヴァニア大学ウォートン校で教団に立つスチュワート・D・フリードマン教授に書かれたものだ。

それを読むと、なるほどねー、と目からウロコ、なのである。

それに、もし親が、「えぇ?そんなこと言われたって、私英語できません〜」と思ったとしたら、英語ができない、と最初から拒んでいるのではなく、その時こそ、クリティカルシンキングにより自己分析し発想の転換をするべきだと思う。

日本人は決して英語ができないのではない。大部分の場合は、できないと本人が思っているだけなのだ。

大体、子どもに話す英語なんて、大したものではないはず。日本で高校まで出ている人だったら子ども相手に話す英語ぐらいは絶対に誰でもできる。

メンタルな部分がここでも大きいということ。

日本人の英語教育において最も必要なのは、実は心のブロックを取り払うことだ。これに限る。

では、どうやって心のブロックを取り払うのか?となるとそれは心理学の分野となるので、またこれが複雑なのだけれど。

しかし、実際に英語が上達する基本的条件は「英語を使うこと」なわけで、わざわざ留学しなくとも、話す相手がいなくとも、独り言を英語に切り替えればできることであり、これは誰に何を言われようが効果は保証できる。

試しに下手でも間違っていても、とにかく英語で子どもや家族に話してみるのはどうだろうか?

朝の会話例:

おはよう=Good morning.
よく寝た?=Did you sleep well?
早く朝ごはん食べて=Eat your breakfast now.
携帯じゃなくてご飯に集中しなさい=Focus on eating, not on your cell.
ご飯美味しいね=The breakfast is yummy!
洗い物はやるから=I will do the dishes.
早く用意しなさい=Get ready faster!
トイレを使いたいから早くして=I need to use the bathroom. Hurry up!
しっかり歯磨きしなさい=Brush your teeth well.
トイレは使ったらキレイにしてね=Clean up after yourself in the bathroom.
ランチ忘れないでね=Don’t forget your lunch!
忘れ物はない?=Got everything you need?
今日は何時に帰ってくるの?=What time are you coming home today?
行ってきます=See you later. I am leaving. I love you. Take care. etc.
などなど。

このぐらいの英語を言うことができない、とか恥ずかしい、と拒絶反応がある場合、それは心にブロックがある証拠。

是非とも練習をして英語に慣れてみるのがいいと思う。

最初の一歩が踏み出せれば、意外と英語って簡単、となるはずだから。

いろいろな方向へ話が発展したが、結論としては、英語の上達を目指すのであれば、従来の思想をまず外して、なんでも自分に「why?」と問いかけてみること。

いろいろなことに自分らしい意見がたくさん出て来るようになると思う。

意見があると人間はそれをもっと伝えたい、という気持ちが強くなってくるものだ。コミュニケーションしたい気持ちが強いと人は自然と話し始めるのである。会話力が増す。それが例え英語であったとしても。

そうなったらしめたもの。

気が付いたら国際舞台に立った時でもアメリカの言うことだけに頷いているだけでなく「日本人もやるな」と思われるようになり、リーダーシップが取れる存在になり得るのも不可能ではなくなると思う。

みなさーん、頑張りましょう。

ぜひ、皆さんもこの記事を参考にしてください。

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